関東や関西では、もう桜が開花しているようですね。
志賀高原も少し寒さが和らぎ、日差しの暖かい日もありますが、ウィンターシーズンはまだまだ続きます。
当館のHPで宿泊のご予約を承っていますので、スキー旅行で志賀高原を訪れる際はぜひご利用ください。
さて今回は、食のテーマについて。
当館のお食事でお出ししている、人気の「お米」についてご紹介します。
日本有数のお米の産地として知られているのが、新潟県魚沼地区です。
魚沼地区と隣接する長野県飯山市でも、それに勝るとも劣らない美味しいお米が生産されていることをご存知でしょうか。
収穫量が少ないため一般にはあまり流通していませんが、食味の良いお米として知られています。
流通業者の間では「隠れ魚沼」とも呼ばれ、飯山地区は全農長野が定める特A地区にも指定されています。
飯山産のお米の美味しさの秘密は、その風土にあります。
信州の最北端に位置する奥信濃飯山は、冬は2mを超える積雪のある豪雪地帯です。
その雪解け水と山脈から来る湧き水で育つお米は、ミネラル分がたっぷり。
昼夜の寒暖差も大きく、昼間に太陽を浴びてつくられた糖分が夜間の低い気温で保存されることで、お米の甘みが増します。
さらに、飯山は新潟県に比べて湿気が少なく、病害虫が発生しにくい気候のため、農薬の使用回数を抑えた栽培が可能です。
当館のお食事で提供しているお米は、飯山で稲作を行う生産者・金崎隆さんが育てたものです。
金崎さんは、お米の生産量を限定することで味にこだわり、これまでに「全国 米・食味分析鑑定コンクール 国際大会」で4年連続で受賞するなど、高い評価を受けています。
その品質の高さから、2001年には「皇室新嘗祭献穀米」にも選ばれ、皇室に献上された特別なお米でもあります。
飯山市の豊かな自然環境の中で丹精込めて育てられたお米は、口に入れるとモチモチとした食感が広がり、ほのかな甘みが感じられます。
また、風味も豊かで、かむごとにその味わいが増していくのが特徴です。
一度食べると、その美味しさが忘れられなくなる、そんな自慢のお米です。
当館のこだわりの料理と一緒に、ぜひ一度味わってみてください。