観光コラムCOLUMN

定番から穴場まで 志賀高原のオススメ紅葉スポット

2023.10.18 自然を楽しむ

日に日に秋が深まっていく志賀高原・高天ヶ原。すでに長袖や上着が手放せない季節となりました。
先日、大阪から来られたお客様は、朝晩と日中の気温差に驚かれていました。
志賀高原への観光は、調節できる暖かい服装でお越しください。

さて秋といえば、食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、そして行楽の秋と、楽しみがいっぱいあります。
志賀高原は、新緑や雪景色も美しいですが、木々が色づく秋の紅葉は格別です。
いよいよ紅葉シーズン。今回は志賀高原の紅葉の楽しみ方をご紹介します。

志賀高原の紅葉の見頃

志賀高原は標高2307mの横手山山頂から標高1500mの蓮池・丸池まで、およそ800mの標高差があり、その標高によって紅葉の時期は異なります。
志賀高原で紅葉を楽しめるのは、例年では9月下旬から11月上旬頃で、高原全体が一番の見頃を迎えるのは10月上旬から下旬です。
標高の高いところから木々が色づき始め、だんだんと紅葉が里へと降りていく様子はまるでグラデーションのようです。
志賀高原は、長野県内でも有数の紅葉名所として知られ、秋になるとその絶景を写真におさめるために全国から大勢のカメラマンが集まります。
年によって紅葉の時期は変わり、今年の色づき状況については志賀高原観光協会の公式Webサイトで確認することができます。

志賀高原の木の種類

樹種によって葉の色彩や色づき方が異なり、そのコントラストこそ紅葉の魅力といえます。
紅葉する木は落葉樹と呼ばれる種類で、カエデやイチョウが代表的です。
志賀高原では、カエデ、ダケカンバ、ナナカマド、ミズナラ、ヤマウルシといった広葉樹をはじめ、さまざまな樹種が見られます。
赤、黄色、緑色と異なる植生が織りなす山の表情は、ため息が出るほど美しいです。

志賀高原の絶景紅葉スポット

気軽に立ち寄れる定番スポットから山奥の秘境まで、美しい紅葉が見られる4つのスポットをご紹介します。

①蓮池(当館から車で8分) 
志賀高原の紅葉
志賀高原の観光拠点「志賀高原山の駅リゾートセンター」の駐車場から歩いてすぐの場所にあります。池の水鏡に映し出される色彩豊かな紅葉が見どころで、風がぴたりと止んだ瞬間がシャッターチャンスです。池の周りにはトレッキングコースも整備されているので、ハイキングにもオススメです。

②澗満滝(かんまんたき)(当館から車で10分) 
志賀高原の紅葉
志賀草津高原ルート(国道292号線)沿いにある展望台から、落差107mある滝を望めます。紅葉した山から勢いよく水が流れ落ちる光景は圧巻で、紅葉の時期は多くの見物客でにぎわいます。近くに駐車場があるので、ドライブで立ち寄るのもオススメです。

③横手山(当館からスカイレーター乗り場まで車で23分) 
志賀高原の紅葉
標高2307mの横手山の山頂からは、壮大な紅葉のパノラマが楽しめます。スカイレーターとリフトを乗り継げば山頂まで気軽にアクセスでき、眼下には志賀高原の大自然が広がります。リフトのすぐ横にある展望台「横手山2307満天ビューテラス」は絶好の撮影ポイントです。

④秋山郷(当館から車で約1時間20分) 
志賀高原の紅葉
信州の秘境とも呼ばれる秋山郷。長野県と新潟県にまたがる峡谷地帯で、紅葉時期の山の色彩はまるで桃源郷のようです。深い山の中を流れる夫婦滝や柱状節理として有名な布岩など、見どころも満載です。少しアクセスはしづらいですが、自然の造形美は一見の価値があります。

紅葉散策した後は、当館自慢の温泉でゆっくりとおくつろぎください。
野天風呂に浸かりながら色づいた木々を眺めるのもまたぜいたくなひと時です。
旬の食材をふんだんに使ったお料理と居心地の良い客室をご用意して、みなさまのご来館をお待ちしています。

コラム一覧
MENU